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お知らせ

掲載日:令和6年2月15日

最終更新日:令和6年5月23日

(1)e-Taxを装った不審なメール等にご注意ください

 現在、e-Taxから送信される「税務署からのお知らせ」に類似したメールなど、国税庁からの連絡を装った不審なメールが送信されていることを把握しております。
 不審なメールは、「送信元表記のアドレス」や「表示名」などを「e-Tax」に装っており、メール文面のリンクをクリックするとフィッシングサイトへ誘導され、個人情報やクレジットカードの情報を詐取されますので、ご注意ください。
 なお、e-Taxを装ったメールのほか、国税庁や国税不服審判所をかたったメールなどの事例(※)も確認されておりますので、併せてご注意ください。
 フィッシングメールは、日々、巧妙化しており、新しい手口が編み出されています。現在把握されている不審なメールの特徴などから、「(2)e-Taxから送信するメールと不審なメールの違い」や「(3)不審なメールの具体例」をまとめておりますので、参考としてください。
 当庁としても、新たな情報を把握次第、当ホームページを更新するとともに、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)(外部サイト)にフィッシングサイトの閉鎖のための調査を依頼しております。

(※)関連サイト
・国税庁HP「不審なメールや電話にご注意ください
・国税不服審判所HP「国税不服審判所をかたった不審なショートメッセージやメールにご注意ください
・フィッシング対策協議会「国税庁をかたるフィッシング (外部サイト)


(2)e-Taxから送信するメールと不審なメールの違い

e-Taxから送信するメール

 e-Taxでは、メールアドレスを登録している方に対し、「税務署からのお知らせ」等の件名で、e-Taxのメッセージボックスに情報が格納されたこと等をメールで送信しております。
 なお、e-Taxから送信するメールは、「『税務署からのお知らせ』メールが届いた方へ」のとおり定型の文面であり、原則としてメール本文内にURLを記載していません。
 また、e-Taxから送信するメールの送信元表記は、全て以下のとおりです。

送信元表記:e-Tax(国税電子申告・納税システム)‹info@e-tax.nta.go.jp›



不審なメールの特徴

 不審なメールの特徴は以下のとおりです。
 また、不審なメールの具体例を下記「(3)不審なメールの具体例」に掲載していますので、参考としてください。

① 送信元表記や送信元アドレスが異なっている。

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 ⇒ 送信元のアドレスも「info@e-tax.nta.go.jp」ではない。
② 手続や納付を催促する文面の記載がある。
 ⇒ 国税庁では支払の催促などをメールで送信していません。
③ メールの宛名が広く一般的な記載(担当者様。納税者様。など)である。
 ⇒ e-Taxにメールアドレスを登録する際に宛名登録をしている場合は、メール本文の宛名にご自身で登録した宛名が表示されます。



(3)不審なメールの具体例

最近においては、次の不審なメールがよく見受けられます。

【最近の事例①】

メールの件名

税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ

メール本文

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「不審なメールのパターン4」画面イメージ
注意点

  • e-Taxから送付する「税務署からのお知らせ」と件名は一致しますが、文面が相違しています。
  • 文面のリンク先は国税庁のe-Taxホームページを表示していますが、クリックすると「e-Taxの利用開始届出書」を模したフィッシングサイトへ誘導され、個人情報及びクレジットカードの情報を詐取されますので、メールに表示されたリンクをクリックしないでください。

 

【最近の事例②】

メールの件名

税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ

メール本文

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「不審なメールのパターン4」画面イメージ
注意点

  • メール下部に「国税庁 特許情報局」との記載がありますが、国税庁に「特許情報局」という部局は存在しません。
  • 文面のリンク先はクリックすると「e-Taxの利用開始届出書」を模したフィッシングサイトへ誘導され、個人情報及びクレジットカードの情報を詐取されますので、メールに表示されたリンクをクリックしないでください。




また、上記のほか、過去には以下の事例も確認されております。

【過去の事例①】
「不審なメールのパターン1」画面イメージ

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「不審なメールのパターン1」画面イメージ

注意点

 国税庁では、このような支払の催促や差押の予告に関する内容のメールは、お送りしておりません。

【過去の事例②】
「不審なメールのパターン2」画面イメージ

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「不審なメールのパターン2」画面イメージ

注意点

 e-Taxから送付する「税務署からのお知らせ」と同様の文面ですが、リンクが相違しています。

【過去の事例③】
「不審なメールのパターン3」画面イメージ

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「不審なメールのパターン3」画面イメージ

注意点

  • 国税庁では、メール文面に滞納金などの金額を記載したメールは、お送りしておりません。
  • e-Taxから送信するメールの宛名は、利用者ご自身で登録いただいたものとなります。登録された宛名の確認方法については、「 メールアドレスの登録等、お知らせメールの宛名登録」をご確認ください。



(4)フィッシング被害に遭わないためには

 フィッシングサイトへの誘導手段や手口は日々変化していますので、最新の手口については、「フィッシング対策協議会~フィッシングに関するニュース(外部サイト)」を参考にしてください。
 また、こちらのリーフレット「 国税庁をかたった不審なショートメッセージやメールにご注意ください! PDFファイル 」もご確認ください。



(5)更新履歴等

【令和6年5月23日更新】

 「(1)e-Taxを装った不審なメール等にご注意ください」「(2)e-Taxから送信するメールと不審なメールの違い」欄を更新したほか、その他軽微な修正及びレイアウトの修正をしました。

【令和6年4月18日更新】

 国税不服審判所HPへのリンクを追加しました。

【令和6年4月11日更新】

 最近において良く見受けられる不審なメールのパターンを追加しました。

【過去のお知らせ】

令和5年11月22日更新: 不審なショートメッセージやメールにご注意ください