CRS報告コーナーをご利用するに当たって

 CRS報告コーナーでは、報告金融機関等が本店又は主たる事務所の所在地の所轄税務署長に対して提供する報告事項を、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を使用してデータ送信することができます。

 CRS報告コーナーを利用するに当たっては、以下の手順を実施してください。

(1)利用規約の確認

 国税電子申告・納税システムの利用及びオンラインでの開始(変更等)届出書の提出に当たっては、 次の利用規約の全ての条項に同意いただく必要がありますので、ご利用前に必ずご確認ください。

(2)利用環境の確認

 e-Taxの利用に当たり、CRS報告コーナーについては、ハードウェア、オペレーティングシステム(OS)及びWWWブラウザに関して、次のような環境を推奨しています。
 推奨環境とは、国税庁において動作を確認した環境です。
 推奨環境をご確認の上、「(4)事前準備セットアップ」を行ってe-Taxをご利用ください。


Windowsをご利用の方

OS ブラウザ PDF閲覧
Microsoft Windows 10 Microsoft Edge(Chromium)
Google Chrome
Adobe Acrobat Reader DC
Microsoft Windows 11 Microsoft Edge(Chromium)
Google Chrome
  • ※ サポートが終了しているOS等を含め、上記以外は推奨環境外となりますので、使用できないおそれがあります。
  • ※ OSについては、いずれも日本語版であることが必要です。
  • ※ OSには、最新のサービスパック等を適用した上でご利用ください。
  • ※ インストール・アンインストール・バージョンアップを行う際には、管理者権限が必要となります。


Macintoshをご利用の方

OS ブラウザ PDF閲覧
mac OS 10.15(Catalina) Safari 15.6 Adobe Acrobat Reader DC
mac OS 11.0(Big Sur) Safari 15.6
Safari 16.0
Safari 16.1
mac OS 12.0(Monterey)
mac OS 13.0(Ventura) Safari 16.0
Safari 16.1
  • ※ サポートが終了しているOS等を含め、上記以外は推奨環境外となりますので、使用できないおそれがあります。
  • ※ OSについては、いずれも日本語版であることが必要です。
  • ※ OSには、最新のサービスパック等を適用した上でご利用ください。
  • ※ インストール・アンインストール・バージョンアップを行う際には、管理者権限が必要となります。
  1.  現在、Apple社の M1チップ・M2チップが搭載された端末において、ICカードリーダライタの種類によってはマイナンバーカード等のカードタイプの電子証明書による電子署名等が正常に動作しない場合があります。
     ICカードリーダライタのM1チップ・M2チップ搭載型の端末への対応状況は、お手数ですが、ご利用中のICカードリーダライタのメーカへお問い合わせください。

(3)電子証明書等の取得

 CRS報告コーナーで申告手続等データを送信する際には、そのデータについて、利用者の方本人が作成し、改ざんされていないことが確認でき、更に自署・押印に代わるものとして、電子署名を行っていただいております。
 なお、電子署名を行うためには、事前にマイナンバーカードに組み込まれている「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」などの電子証明書を取得しておく必要があります。また、利用される電子証明書がICカードに組み込まれている場合には、ICカードリーダライタ及びそれを使用するためのデバイスドライバが別途必要になります。

注意アイコン ご注意
・所得税徴収高計算書(10種類)、納付情報登録依頼及び納税証明書の交付請求(署名省略分)のみを利用する場合は不要です。
・個人でご利用の方が、メッセージボックスの確認を行う場合には、原則として電子証明書が必要です。

 詳しくは、以下リンクの各電子証明書の取得方法をご確認ください。

開く閉じる

 マイナンバーカードの交付申請については、「マイナンバーカードの交付申請」をご覧ください。
 e-Taxにログインする際や申告等データに電子署名を行う際にマイナンバーカードのパスワードを入力する必要がありますので、交付の際は、以下の3種類を設定してください。

マイナンバーカードのパスワード
パスワードの種類 入力文字数等 ロック回数 使用方法
署名用電子証明書 英数字6文字以上16文字以下 5回連続で間違えるとロックされます 申告等データに電子署名を行う際に使用
利用者証明用電子証明書 数字4桁 3回連続で間違えるとロックされます e-Taxにログインする際に使用
券面事項入力補助用 数字4桁 3回連続で間違えるとロックされます マイナンバーカード方式の利用開始時において、4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取る際に使用
開く閉じる

 e-Taxで使用できる電子証明書は、電子署名法の特定認証業務の認定を経た上で、政府認証基盤(GPKI)のブリッジ認証局と相互認証を行っている認証局が作成した電子証明書等のうち、e-Taxで使用可能であることが確認されたものです。
 具体的には「e-Taxで利用できる電子証明書」をご確認ください。

(4)事前準備セットアップ

 「事前準備セットアップ」ツールは、CRS報告コーナーの利用に必要なインストール及び設定をまとめて行うことができる便利なツールです。
 お使いのパソコンのOS、ブラウザに対応した「事前準備セットアップ」ツール、「拡張機能」をパソコンにダウンロードした上でご利用ください。
 事前準備セットアップ等を行わずに当コーナーをご利用になると正しく動作しない場合があります。

 当コーナーの「事前準備セットアップ」インストーラを実行した端末に「最新のe-Tax ソフト(WEB版)の「事前準備セットアップ」ツール」がインストールされていない場合は、当コーナーの「事前準備セットアップ」インストーラを実行していただくと、最新のe-Taxソフト(WEB版)の「事前準備セットアップ」ツールも同時にインストールできます。

 事前準備セットアップツールのインストールが終了された方は、手順(5)「開始届出書の提出」及び手順(6)「利用可能時間」についてご確認後、手順(7)「利用する」からご利用ください。


Windowsをご利用の方


01事前準備セットアップ

 インストールマニュアル「 (Windows向け)セットアップインストールマニュアル PDFファイル 」を確認の上、「事前準備セットアップ」ツールをパソコンにダウンロードした上でご利用ください。

リンクアイコン 事前準備セットアップ(Windows用)(exe形式:約8.2MB)


※ Microsoft Edgeをご利用の方は、Microsoft Storeを利用するためのアカウントが必要となる場合があります。



02ブラウザの拡張機能「e-Tax AP」のインストール

 Chrome ウェブストアへアクセスし、ブラウザの拡張機能「e-Tax AP」をインストールしてください。
 Chrome ウェブストアへアクセスできない方は、よくある質問「 Chrome ウェブストアへアクセスすることができません。どうすればよいですか。」をご確認ください。

※ Microsoft Edgeをご利用の方で「他のストアからの拡張機能を許可する」の設定ができていない方は、「e-Tax AP」のインストールができません。
 よくある質問「 Microsoft Edgeで「他のストアからの拡張機能を許可する」操作手順について」をご確認ください。



Macintoshをご利用の方

 インストールマニュアル「 (Macintosh/safari用)セットアップインストールマニュアル PDFファイル 」を確認の上、「事前準備セットアップ」ツールをパソコンにダウンロードした上でご利用ください。

リンクアイコン 事前準備セットアップ(Macintosh用)(dmg形式:約7.9MB)

(5)開始届出書の提出

 e-Taxを利用しようとする方は、「電子申告・納税等開始届出書」を事前に納税地を所轄する税務署に提出していただく必要があります。
 CRS報告コーナーを利用すると、オンラインで開始届出書を送信することができます。

  1.  開始届出書は、「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」からも、オンラインで提出することができます。

(6)利用可能時間

 CRS報告コーナーの利用可能時間は、e-Taxの利用可能時間に限られます。利用可能時間については、 「e-Taxの運転状況・利用可能時間」をご確認ください。
 ダイレクト納付(即時納付)及びインターネットバンキングによる電子納税については、e-Taxの利用可能時間で、かつ、納税手続を行う 金融機関のシステムが稼動している時間となりますので、あらかじめご利用の金融機関へ確認してください。

(7)利用する

 以下のリンクから、CRS報告コーナーをご利用いただけます。なお、CRS報告コーナーの基本的な操作方法については、 「 はじめよう!e-Tax CRS報告に係る手続編 PDFファイル 」をご確認ください。

リンクアイコン CRS報告コーナーを利用する 別ウィンドウで開く