CRS報告コーナーをご利用するに当たって
CRS報告コーナーでは、報告金融機関等が本店又は主たる事務所の所在地の所轄税務署長に対して提供する報告事項を、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を使用してデータ送信することができます。
CRS報告コーナーを利用するに当たっては、以下の手順を実施してください。
(1)利用規約の確認
国税電子申告・納税システムの利用及びオンラインでの開始(変更等)届出書の提出に当たっては、 次の利用規約の全ての条項に同意いただく必要がありますので、ご利用前に必ずご確認ください。
(2)利用環境の確認
e-Taxの利用に当たり、CRS報告コーナーについては、ハードウェア、オペレーティングシステム(OS)及びWWWブラウザに関して、次のような環境を推奨しています。推奨環境とは、国税庁において動作を確認した環境です。
-
-
OS ブラウザ PDF閲覧 Microsoft Windows 8.1
※「デスクトップモード」の場合に限ります。Microsoft Internet Explorer 11
Microsoft Edge(Chromium)
Google Chrome
Adobe Acrobat Reader DC Microsoft Windows 10 Microsoft Internet Explorer 11
Microsoft Edge(Chromium)
Google Chrome
- ※ サポートが終了しているOS等を含め、上記以外は推奨環境外となりますので、使用できないおそれがあります。
- ※ WWWブラウザは、Windowsでは32bit版をご利用ください。
- ※ OSについては、いずれも日本語版であることが必要です。
- ※ OSには、最新のサービスパック等を適用した上でご利用ください。
- ※ インストール・アンインストール・バージョンアップを行う際には、管理者権限が必要となります。
- 留意事項をご確認の上、e-Taxをご利用ください。
- Microsoft Windowsの64bit版をご利用の場合、e-Taxソフトをご利用になれない場合がありますので、ご注意ください。
Google Chrome又は
Microsoft Edge(Chromium)でのご利用に当たっては、 事前にChrome ウェブストアへアクセスし、専用の拡張機能をダウンロードする必要があります。
なお、専用の事前準備セットアップインストーラを実行することでChrome ウェブストアのページを表示し、 専用の拡張機能をインストールすることが可能です。 操作にご不明な点がございましたら、インストールマニュアルをご確認ください。Microsoft Edge(Chromium)に対応したことに伴い、
Microsoft Edge(Edge HTML)は推奨環境外となりました。
-
-
OS ブラウザ PDF閲覧 mac OS 10.13(High Sierra) Safari 13.1 Adobe Acrobat Reader DC mac OS 10.14(Mojave)
mac OS 10.15(Catalina)
mac OS 11(Big Sur)Safari 14.0 - ※ サポートが終了しているOS等を含め、上記以外は推奨環境外となりますので、使用できないおそれがあります。
- ※ OSについては、いずれも日本語版であることが必要です。
- ※ OSには、最新のサービスパック等を適用した上でご利用ください。
- ※ インストール・アンインストール・バージョンアップを行う際には、管理者権限が必要となります。
-
ICカードリーダライタの種類によっては、Apple社の M1チップが搭載された最新の Mac Book 等に未対応のため、マイナンバーカード等の電子署名等が正常に動作しない場合があります。
ICカードリーダライタの最新の対応状況は、お手数ですが、ご利用中のICカードリーダライタのメーカへお問い合わせください。
(3)電子証明書等の取得
CRS報告コーナーで申告手続等データを送信する際には、そのデータについて、利用者の方本人が作成し、改ざんされていないことが確認でき、
更に自署・押印に代わるものとして、電子署名を行っていただいております。
なお、電子署名を行うためには、事前にマイナンバーカードに組み込まれている「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」などの
電子証明書を取得しておく必要があります。また、利用される電子証明書がICカードに組み込まれている場合には、
ICカードリーダライタ及びそれを使用するためのデバイスドライバが別途必要になります。
-
ご注意
- ・所得税徴収高計算書(10種類)、納付情報登録依頼及び納税証明書の交付請求(署名省略分)のみを利用する場合は不要です。
- ・個人でご利用の方が、メッセージボックスの確認を行う場合には、原則として電子証明書が必要です。
詳しくは、以下リンクの各電子証明書の取得方法をご確認ください。
-
-
マイナンバーカードの交付申請については、「マイナンバーカードの交付申請」をご覧ください。
e-Taxにログインする際や申告等データに電子署名を行う際にマイナンバーカードのパスワードを入力する必要がありますので、交付の際は、以下の3種類を設定してください。マイナンバーカードのパスワード パスワードの種類 入力文字数等 ロック回数 使用方法 署名用電子証明書 英数字6文字以上
16文字以下5回連続で間違えると
ロックされます申告等データに電子署名を
行う際に使用利用者証明用電子証明書 数字4桁 3回連続で間違えると
ロックされますe-Taxにログインする際に
使用券面事項入力補助用 数字4桁 3回連続で間違えると
ロックされますマイナンバーカード方式の利用開始時において、4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取る際に使用
-
-
e-Taxで使用できる電子証明書は、電子署名法の特定認証業務の認定を経た上で、政府認証基盤(GPKI)のブリッジ認証局と相互認証を行っている認証局が作成した電子証明書等のうち、e-Taxで使用可能であることが確認されたものです。
具体的には「e-Taxで利用できる電子証明書」をご確認ください。
(4)事前準備セットアップ
「事前準備セットアップ」ツールは、CRS報告コーナーの利用に必要なインストール及び設定をまとめて行うことができる便利なツールです。事前準備セットアップを行わずにCRS報告コーナーをご利用になると正しく動作しない場合があります。
CRS報告コーナー事前準備セットアップインストーラを実行した端末に最新のe-Tax ソフト(WEB版)事前準備セットアップツールがインストールされていない場合は、CRS報告コーナー事前準備セットアップインストーラを実行していただくと、一連の流れで、最新のe-Taxソフト(WEB版)事前準備セットアップツールをインストールすることができます。
以下のインストールマニュアルを確認の上、お使いのパソコンのOS、ブラウザに対応した「事前準備セットアップツール」をパソコンにダウンロードした上でご利用ください。事前準備セットアップツールのインストールが終了された方は、手順(5)「開始届出書の提出」及び手順(6)「利用可能時間」についてご確認後、手順(7)「利用する」からご利用ください。
(5)開始届出書の提出
e-Taxを利用しようとする方は、「電子申告・納税等開始届出書」を事前に納税地を所轄する税務署に提出していただく必要があります。
CRS報告コーナーを利用すると、オンラインで開始届出書を送信することができます。
開始届出書の提出は、e-Taxを利用するための共通的な手続であり、「開始(利用区分)」で「申告・納税等手続」を選択した開始届出書を提出すれば、 申告、納税及び申請・届出等のいずれの手続もe-Taxを利用して行うことができます。その後、手続ごとに改めて、開始届出書を提出していただく必要はありません。
開始届出書は、「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」を利用しても、オンラインで提出することができます。 なお、開始届出書は書面で提出することもできます(「書面による開始(変更等)届出」)。
(6)利用可能時間
CRS報告コーナーの利用可能時間は、e-Taxの利用可能時間に限られます。利用可能時間については、
「e-Taxの運転状況・利用可能時間」をご確認ください。
ダイレクト納付(即時納付)及びインターネットバンキングによる電子納税については、e-Taxの利用可能時間で、かつ、納税手続を行う
金融機関のシステムが稼動している時間となりますので、あらかじめご利用の金融機関へ確認してください。
(7)利用する
以下のリンクから、CRS報告コーナーをご利用いただけます。なお、CRS報告コーナーの基本的な操作方法については、
「
はじめよう!e-Tax CRS報告に係る手続編
」をご確認ください。