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光ディスク等による提出に当たっての留意事項
令和2年4月以後の申告においては、法人税及び地方法人税(以下「法人税等」といいます。)の電子申告に係る一部の添付書類について、光ディスク及び磁気ディスク(以下「光ディスク等」といいます。)により提出することができます。
光ディスク等による提出に当たっては、次の(1)から(9)に留意してください。
なお、光ディスク等は1部のみ提出してください(副本の提出は不要です。)。
また、提出された光ディスク等の返却は行いません。
- (1) e-Taxによる申告
光ディスク等は、e-Taxにより送信した法人税等の申告書がある場合に限り、提出することができます。
- (2) 提出可能な添付書類及びデータ形式
提出可能な添付書類及びデータ形式は、次のとおりです。
なお、①~④の添付書類及びデータ形式以外のデータを提出した場合は、内容確認や提出可能なデータ形式による再提出の依頼をすることがあります。
① 法人税申告書別表等(明細記載を要する部分)・勘定科目内訳明細書(CSV形式)
② 財務諸表(CSV形式)
③ 第三者作成書類等(イメージデータ(PDF形式))
④ 法人税等の申告書別表のうち、e-Taxによる提出ができないもの(リリース前別表)(イメージデータ(PDF形式))
- (3) 提出可能な光ディスク等
提出可能な光ディスク等は、次のとおりです。
種類 | サイズ | 規格 | 記憶容量 | フォーマット |
---|---|---|---|---|
DVD | 12cm | DVD-R | 片面4.7GB |
ISO9660(Level2)/Joliet ※ 書き込みは、ディスクアットワンス(シングルセッション)方式とする。 |
CD | 12cm | CD-R | 650MB又は700MB | |
FD | 3.5インチ | 2HD | 1.44MB | Windows/MS-DOS(FAT形式) |
MO | 3.5インチ |
ISO/IEC13963 又は ISO/IEC15041 |
230MB又は640MB |
- (4) 提出する添付書類に設定すべきファイル名及び共通留意事項
提出する添付書類に設定すべきファイル名及び共通留意事項は、次のとおりです。
なお、設定すべきファイル名に誤りがある又は共通留意事項の要件を満たしていない場合は、内容確認や再提出の依頼をすることがあります。
添付書類の種類 | 設定すべきファイル名 |
---|---|
法人税申告書別表等(明細記載を要する部分)及び勘定科目内訳明細書 |
様式ID_バージョン.csv ※「様式ID」及び「バージョン」は、こちらをご確認ください。 |
財務諸表 |
○ 財務諸表の種類ごとに作成し提出する場合 様式ID_バージョン_財務諸表種類.csv |
○ 2種類以上の財務諸表を1つのファイルで作成し提出する場合 様式ID_バージョン.csv |
|
○ 財務諸表を1種類のみ作成し提出する場合 様式ID_バージョン_財務諸表種類.csv または 様式ID_バージョン.csv |
|
※「様式ID」、「バージョン」及び「財務諸表種類」は、こちらをご確認ください。 | |
第三者作成書類等(イメージデータ) | 任意の添付書類名.pdf |
リリース前別表 |
任意の別表名称.pdf ※ リリース前別表に該当するかは、 こちら |
【共通留意事項】
○ 設定すべきファイル名について
イ 全角及び半角を問わず、拡張子「.csv」又は「.pdf」を含め125文字以内としてください。
ロ e-Taxで利用可能な文字を使用してください。
なお、e-Taxで利用可能な文字は
こちら
からご確認できます。使用できない文字については網掛け表示をしていますので、利用者の判断により代替文字を選択していただくことになります。
ハ 「\」、「/」、「:」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、タブ、改行を使用しないでください。
二 バージョン又は財務諸表種類の後ろに「_(アンダーバー)」を付けることで任意の文字を追加できます(①及び②)。
○ その他
イ 1枚の光ディスク等に同一名のファイルは、保存しないでください。
そのため、ファイル名が重複しないよう、バージョン又は財務諸表種類の後ろに「_(アンダーバー)」を付けて、任意の文字を追加してください。
ロ CSV形式で提出する(2)①及び②は、次の作成方法等に基づき作成してください。
・法人税申告書別表等(明細記載を要する部分)及び勘定科目内訳明細書のCSV形式データの作成方法
・財務諸表のCSV形式データの作成方法
・
e-Tax利用可能文字一覧
ハ イメージデータ(PDF形式)は、解像度が200dpi相当以上かつ白色から黒色までの階調が256階調(いわゆる、グレースケール)以上であることを確認してください。
- (5) 光ディスク等に保存するファイル数等の制限
光ディスク等に保存するファイル数は、1枚当たり1,000ファイルまでとしてください。
また、1ファイル当たりのデータ容量は50MBまでとし、データ容量の上限を超える場合は、適宜、ファイルを分割するなどしてください。
- (6) 「受付番号等情報.csv」の作成及び光ディスク等への保存方法
光ディスク等には提出する添付書類とともに「受付番号等情報.csv」の保存が必要となります。
イ 「受付番号等情報.csv」の作成
「
受付番号等情報.csv作成方法
」のとおり、光ディスク等に保存した添付書類を紐付ける申告書の「受付番号」及び「利用者識別番号」を記録したCSVファイルを作成してください。
ロ 光ディスク等への保存
「受付番号等情報.csv」及び「添付書類」の保存は、次のとおり行ってください。
(イ) 単体申告の場合
光ディスク等の第1階層(光ディスク等の直下の階層)に保存してください(分類用のフォルダを作成する必要はありません。)。
なお、1枚の光ディスク等に保存するデータは1法人かつ1事業年度分としてください。
【光ディスク等の第1階層の例】


(ロ) 連結申告の場合
「受付番号等情報.csv」は、光ディスク等に保存した添付書類を紐付ける申告書又は届出書ごとに作成する必要があります。
光ディスク等の第1階層(光ディスク等の直下の階層)に次のフォルダを作成し、「受付番号等情報.csv」を各フォルダの直下に保存してください。
① 連結確定申告書及び地方法人税確定申告書の添付書類フォルダ
② 連結親法人の個別帰属額等の届出書の添付書類フォルダ
③ 連結子法人の個別帰属額等の届出書の添付書類フォルダ
【光ディスク等の第1階層の例】

(注1) 画面イメージでは、上記①~③に対応する「受付番号等情報.csv」を作成し、①~③の直下に保存しています。①~③のフォルダ内は上記(イ)と同様です。フォルダの中に、分類用のフォルダを作成する必要はありません。
(注2) 1枚の光ディスク等には、①~③に係る申告書等の1事業年度分を保存してください。

ハ 添付書類ファイルの暗号化
光ディスク等に保存する添付書類ファイルの暗号化は、不要です。
- (7) 光ディスク等のラベル面への所定項目の記載
光ディスク等のラベル面に次の項目を記載してください。
- 法人名
- 所轄税務署名
- 整理番号
- 事業年度(至)
- 「申告書添付書類」の文言
- (8) 「電子申告及び申請・届出による添付書類送付書」の入力及び送信
「電子申告及び申請・届出による添付書類送付書」(以下「送付書」という)の添付書類名欄に「光ディスク等」と入力し、光ディスク等に保存した添付書類を紐付ける申告書と併せてe-Taxにより送信の上、当該送付書の写しを書面で光ディスク等とともに提出してください。
- (9) 光ディスク等の再提出
光ディスク等で提出した添付書類に誤りがある場合又は提出漏れとなっている添付書類がある場合は、次の①及び②を光ディスク等に保存し、 再提出分である旨を記載した送付書と併せて再提出してください。
① 誤りを訂正した添付書類又は提出漏れとなっていた添付書類(訂正のない添付書類の再提出は不要です。)
② 光ディスク等に保存した添付書類を紐付ける申告書の「受付番号」及び「利用者識別番号」を記録した「受付番号等情報.csv」