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(1) 電子納税証明書の署名検証等

電子納税証明書は、税務署長(国税局長)が、請求者である納税者の所得金額や税額を証明するもので、書面による納税証明書と同様の事項を証明する電子データです。
当該電子データは、PDF形式とXML形式の2種類があり、 以下のとおり構成されています。

・PDF形式
①証明すべき事項の内容
②偽造防止技術の加工(QRコード等)

・XML形式
①証明すべき事項の内容
②証明者である税務署長(国税局長)の政府認証基盤(GPKI)に基づく官職署名

電子納税証明書の提出を受けた方は、その電子納税証明書について、

  • 確かに税務署長(国税局長)が発行したものであること
  • 改ざんされていないこと

を確認することができます。

具体的な確認方法は、以下のとおりです。

1 PDF形式の場合(注1)

  1. 偽造防止技術の確認
    国税庁ホームページ内に掲載している「様式説明図」による偽造防止技術の確認
  2. 「QRコード付納税証明書確認コーナー」による確認
    データの内容と、QRコードを読み込んで表示された内容を比較
  

(注1)国税庁ホームページ内の「QRコード付納税証明書確認コーナー」において、提出された電子納税証明書を読み込ませることにより、税務署で保有する証明内容が証明書形式で画面表示されます。
当該画面表示と提出された納税証明書を比較し、内容が一致していれば真正な証明書と判断できます。

2 XML形式の場合(注2)

  1. 電子納税証明書の改ざん検知
    データが改ざんされたものでないかの検証
  2. 有効期限の確認
    官職証明書の有効期限の確認
  3. パス検証
    ルート証明書からのパス検証
  4. 官職証明書の失効確認
    署名に利用されている官職証明書が失効していないかの確認
  5. 検証結果の表示
    署名検証の結果と官職証明書の情報を表示
  6.  

(注2)税務署で発行された電子納税証明書を検証する場合、ルート証明書及びe-Taxソフトが最新状態でないと、署名検証が正常に行えませんので、新しいルート証明書のインストールを行っていただくとともに、e-Taxソフトのバージョンアップを行ってください。

参考情報
リンクアイコン 官職署名の検証(電子納税証明書を取得した方への周知)
リンクアイコン 政府認証基盤(GPKI) 別ウィンドウで開く
リンクアイコン 政府共用認証局(官職認証局) 別ウィンドウで開く
リンクアイコン ルート証明書等のインストール
リンクアイコン QRコード付納税証明書確認コーナー(国税庁ホームページ) 別ウィンドウで開く

(2) 電子納税証明書の内容の表示

電子納税証明書は、e-Taxソフトでその内容を確認することができます。
確認方法は、「電子納税証明書の内容の確認方法」をご覧ください。